これ観ると思い出すなあ。去年5話観た後、NHKの守り人トークショーを観に行ったことを。「ちょ、ここで終わりかよ! バルサどーすんだよー」と叫んだ続きが、会場で観れたことの喜びときたら。何もかも、みな懐かしい…(=w=
この回の見所は『寄せ木細工の音』と『バルサと青い手との交渉』です。
音。ホントやばいよ。ウチの安い地デジ非対応TVでも、深さが分かるんだもん。後でイヤホンで聴くと、改めて鳥肌もの。「うわ、音響ハンパねー。こいつら本気や!」って思えるもんなw
シュガが動かす時のスピードの微妙なゆるさ加減が、細工の重みを感じさせてこれまた良し。
シュガの台詞だと、「『碑文の間』が存在することは、何となくのレベルではあるけど、星読み博士達の間では伝わっている」、「しかし、星導師以外、帝ですら入れない部屋であり、自分達ペーペーは言わずもがな」「つまり、自分達には無関係」って空気が、どこかにあったんじゃないかなーって思えるんだな。まして『建国正史』と言う思考のストッパーも存在するし。『建国正史』に書かれてることが、碑文の間と寸分代わらぬものと考えることは、何の不自然もない流れなんだよね。
『星導師になる=政の実権を握る』であって、『碑文の間の文献を読み、過去の歴史を改めて学び直す』に直結してないヨゴの現実って、今の私達の社会や生活にも繋がってる気はしますよ。
後半の着流しとバルサの交渉は、『交渉』の意味と難しさ、面白さを知ってる人にはより痛快かと思います。このことは以前、
ここで書いた通りです。
まあとりあえず、筋金入りの悪党が、思わずフェラーリ級の馬(『黒煌馬』と書くそうな)あげちゃうぐらい魅惑的だった、バルサねーさんの胆力と微笑みにらぶー!ってことでFAw
でもタンダだって男らしいじゃんよ! チンピラに囲まれても、一歩も引かない度胸はたいしたもんだよ、うん。
GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(M)
発売日:2007-08-24