そんな訳で一次リーグ敗退で、日本に選手が戻ってきました。
ブラジル戦は時間の関係で観てないんですけど、ニュースで何度も目にしましたよ。その中で、どうしても忘れられないのは、玉田のシュートより、ゲームが終わった瞬間の中田でした。
なんていうのかな、彼から滲み出る孤独感の重さは、筆舌に尽くしがたいものがあってね。
サッカーのことはやっぱりミーハーで、本当に良く知らないけど、あの姿見てると、何ともやりきれない、もどかしい気持ちになってしまう。本当に世界のてっぺんを目指したいなら、彼を孤独にしちゃいけないんだって思う。でも、孤独にさせないためには、言葉や行動を尽くすだけじゃダメで。自分を壊してでも前のめりに倒れ続けないと、誰もてっぺんにいけないんじゃないか、なんて思ってしまう。でも、誰もが分かってるからこそ、難しいことなのかなあって思うのよ。
日本に絶望して、サッカー辞めれば楽になるんだろうけど。彼は、その道は選ばないだろうね。現実を言い訳に心を閉ざしたら、そこで負けてしまうってこと分かってるだろうし、そうなったら、次のステップへ進めなくなってしまう。最後まで、同じ事を言い続けるんだろうな。そうでなければ、彼が彼で無くなってしまう訳だから。苦しいなあ。絶望するって分かってても、信じないといけない状況は。でも、信じないと、前向きに進めないもんなあ。
知らない人間がこんな事言うのは、やっぱり僭越なんだろうねえ。うーん、ごめん、と謝っておこう(何で?)。