終わりました。一応観てましたよー。広げすぎた風呂敷は、畳みきれませんでしたか…。
一年前を振り返ると、すっごく期待してた自分がそこにw
で、今の感想は…うーん。「悪くはない、けど、良くもない」だなあ。言いたいことは分かる、でも、自分の殻を破って、視聴者に訴えるだけのパワーが無かった。こんなに、何も伝わらない作品も珍しいよ。「この○○、〜ぽいなあ」って、何となく分かるけど、徹頭徹尾それだったからなあ。最後2,3話は、作画も話のまとめ方も“力つきた”感ありありだったし。『一年50話』を構成するに必要な、創造力の基礎体力の無さが露呈しまくったのは、本当に残念でした。
全体を通しても、ストーリーテリングに繊細さが欠けて、荒っぽいしささくれてる流れしか記憶にないんだよね。(例外はあるけど)1話1話のクオリティは決して低くはないし、丁寧に話を追う力はあった。だけど、それが総合評価を引き上げるパワーに至らなかった。
戦争と言うテーマも、すっごいペラペラで終わったし。本当に取って付けた感ありあり。それ以前に、スタッフ自身が、テーマを持てあましてた感じも否めない。こんなに逃げ腰でいいの?と首傾げちゃったよ。どうせ映画と違うんだから、ぶっちゃけ26話にして、「世紀を越えた姉妹げんか」だけに焦点絞って良かったかもなあ。
良かった点を挙げて、次に頑張ればいいって言うと、スタッフの為にならん気がするから言わない(偉そう)。「物語を練ること」と「設定を並べること」は違う点を、一から学び直して欲しいもんです。
まあ、この4月「『
精霊の守り人』アニメ化決定」ニュースで、BLOOD+が記憶の彼方にぶっ飛んだ点で、すでに評価は出てたんだなーと、つくづく。でも、期待してたんだよね、この評価をひっくり返してくれる瞬間を。だから、で感想書き続けようと思ったんだけど、最後は
ペルソナ3とオカヤドカリに負けたんだよなー。ゲームはともかく、ヤドカリに負けてるってどうよ?(笑)
週間のアニメの定点観測はしばらくお休み。次は『精霊の守り人』の予定です。来年4月だけど、理屈抜きで楽しみなもんで(笑)
で、今のうちに宣言しとくよ。
「『チャグムの名前は、チャングムのパクリ』」とほざく連中続出に100ガメル」…どよ?w