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オールラウンダー廻 1 (イブニングKC)
オールラウンダー廻 1 (イブニングKC) (JUGEMレビュー »)
遠藤 浩輝
『どんなにセンスが有るヤツでも、強くなるためには、“日常”と同じぐらい死ぬほどつまらなくて苦しくて代わり映えしない練習を、毎日詰まなければならない』。だけど、『退屈な練習をクソ真面目に積んだヤツだけが、強くなる階段を上がる資格があるんだ』と言うコミックです。
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    『天と地の守り人』
    0
      明日は作者の上橋菜穂子さんの講演会なのに、うっかり『マルドゥック・スクランブル』を先に読んじゃったい。間に合うかオレ! そんな訳で、一夜漬け受験生の如く3巻一気読み。6時間かかりました、はい。
      天と地の守り人〈第1部〉
      天と地の守り人 第2部 (2)
      天と地の守り人 第3部 (3)
      Amazy
      ロタ編ではバルサのプロフェッショナルっぷりを堪能し、カンバル編ではチャグムとバルサの交流に里帰りをした気分になり、新ヨゴ皇国編ではそれぞれの道へと旅立つ人々の背中を見送った読後感に包まれ。

      つまり、長い長い物語にふさわしい、温かい終わり方でした。政治劇の色合いが濃く、駆け引きや思惑が錯綜する中、チャグムの理想が物語の真ん中をまっすぐ貫いてる。それも口だけの理想じゃなく、血にまみれ、苦しんだ末に勝ち取った理想。よくやったと労ってあげたい。つか、あんなに幼かったチャグムが、すっかり立派になって! 嬉しいやら寂しいやら。と、すっかり近所のおばさんモードでさあ(笑)

      不覚をとったのは、壊死したタンダの腕を落とす決断をしたバルサのシーン。涙を誘われるとは思わなかったもんで(^^;
      これって愛、だなあと。何百ページもの甘い囁きより、この数十行の方がはるかに深い絆を感じるです。バルサとタンダって恋人と言うより、すでに何十年も連れ添った夫婦のように思えるから、よけいにかな。二人が寄り添うシーンはいくつかあるんですけど、『愛』を感じたのは初めてかも。

      『神の守り人』では、冷酷さと駒のように人を扱う非人間性が生理的に受け付けなかったシハナですけど、今回は頼もしさと聡明さをかいま見ることが出来たのが収穫。立場が変わると、人の見方や評価が変わる最たるものですわ。でもバルサとは生涯敵味方でしょう。水と油ですから。

      ナユグでは生命の春を謳歌する精霊達が満ちあふれているのに対し、人の世は天災と戦争で死の匂いが充満している。生と死の対比をベースに、チャグムやバルサだけではなく、誰もが未来が見えない暗闇の渦の中で、光の糸を必死でたぐり寄せる。登場人物達の、道を模索する姿は、「だから人間は愚かなんだ」的安易な批判を退ける力があります。善と悪、光と闇と言った二元的なものじゃなく、清濁併せのむ肝の太さがこの物語の最大の魅力だねえと再確認した次第です。

      面白かったー。さて『精霊の守り人』読み直すぞっと(笑)
      | 小説 | 01:56 | comments(0) | trackbacks(1) |
      戦うおねいさんは好きですか
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        天と地の守り人〈第1部〉
        天と地の守り人 第2部 (2)
        天と地の守り人 第3部 (3)
        ペルソナ倶楽部P3
        Amazy
        amazonから届きました。総額6,400円超だけど、アソシエイトのギフト券使ってタダです。ビバ無料!ヽ(´ー`)ノ
        先に『ペルソナ倶楽部3』をぱらぱらと。こういうファンムックを買うのは、本当に久しぶり。それだけこのゲームを気に入ってるってことだね。
        『天と地』三部作は、じっくり腰を据えて読むつもり。守り人シリーズの最終巻、バルサとチャグムの冒険もこれで完結。感慨深いものがあるなあ。
        しかし、ハードカバー三冊分は重い。広辞苑とは言わなくても、たぶん角で殴ったら痛いと思います(=w=

        んで、もういっちょ本があったりして。
        マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮
        マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼
        マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気
        Amazy
        これも「腰据えて読まなきゃー」で積ん読状態。いかんなあ。
        某氏から激烈なプッシュを受けた翌日、ふらっと入った本屋で平積みになってたのを、何げに手にして、最初の二行を読んだ瞬間、気が付いたらレジで精算が終わってたと言う代物でw
        でも、一巻と思って読んだそれが、実は三巻だったと言うのはここだけのヒミチュだぞっとHAHAHA…orz
        | 小説 | 11:29 | comments(7) | trackbacks(0) |
        児童書の皮を被ったハードボイルド小説
        0
          神の守り人<来訪編>
          偕成社
          発売日:2003-01-22
          神の守り人<帰還編>
          偕成社
          発売日:2003-01-22
          Amazy

          『闇〜』で、「「児童書とは思えない」は、誉め言葉とは言えない。これは児童書でしか書けない」と評したけど、若干修正します。それがタイトルの一文。本書では、徹頭徹尾プロフェッショナル・バルサを堪能。シリーズ中で一番、彼女が“一流”と評される所以を具体的に知ることが出来るかも。
          同時に、バルサが養い親ジグロとの時間が残したものの形を、一番濃く知ることが出来たのもこの話でした。これまでも何度も繰り返し語られてきたのですが、チキサ、アスラと言う薄幸の兄妹を通じて、バルサが瞳や背中で語る己の人生に、耳を傾ける事ができたのも大きな要因でした。

          ロタ王国の民が虐げるタルの民。その少女アスラは図らずも、身の内に人を喰う神タルハマヤが潜む。そこから全てが始まる。バルサもタンダも巻き込まれる形で、アスラとチキサに関わり、逃亡する。

          今回、バルサと対峙する女性シハナ。
          読後、彼女に対して何とも言いようのない不快感を覚えました。その不快感が「憤り」であると気づくのに若干の時間がかかり、「人を人として見ない点で、シハナとタルハマヤは同族だ」へ思い至りました。

          シハナは人心を掴むのに長けている。智恵もあり、バルサが苦戦を強いられるほど強い(それでも、バルサに右目を潰されたけど)。立場が立場なら、歴史に名を残す人物になっただろう。しかし、彼女もまた、人として何かが欠けた人間でした。

          『完璧なプレイヤー』たるシハナ。駒が揃うまで何年も待ち、二手三手先を読み策を練る。全ては、『ロタ王国の改革』と言うゲーム盤を前に、“自分が”最も満足する形で、勝利を収めるため。そこに、国政も人心もない。全ては、彼女にとって自らが理想とする勝利の形へ押し進める駒。その切り札が、アスラの身に宿ったタルハマヤなのだ。
          人間を「ゲームの駒」としか見ていないシハナ。タルハマヤが人の身体を「血をたたえた袋」と見なしてるのと同じように。たとえタルハマヤ復活を成功させたとして、その後に起こるロタ王国の混乱も、彼女にとって新しいゲーム盤が用意されたにすぎないのだろう。

          その、超然とした振る舞いに、私はかなり怒った模様です(笑)。無邪気な野心で自滅した、『闇〜』のユグロの方が、まだ人間的な味わいがありましたが、シハナにはその類の人間的な感触は感じられず、それも苛立ちの原因にもなったのかな、と。
          もっとも、途中から「この手のタイプの人間が、600ページの物語で、あっさりやられはしないだろう」と思い始めました。賢い人間だから、失敗した時の身の振り方にも隙は見せないだろうと。実際、彼女は逃亡しましたし。続刊でバルサと対峙するかもしれませんね。つか、決着つけてください(笑)

          「他人をあっさりみすてるやつは、自分も他人からあっさり見捨てられるからね」
          「わたしは、大きな遊戯盤なんか、どうでもいい。神も、王家も、どうでもいい。ただ、どうしても許せないのは…シハナや、あの子の母親までもが、よってたかって、あの子に、人殺しをしろと、そそのかしてることなんだ」


          バルサの台詞が現すのは、人間として一番失ってはならないもの。踏みつけられている者へのいたわりや慈しみ。薄い同情ではなく、生き死にや一生をまるごと背負うだけの強さを持つもの。彼女の送った過酷な人生は眼差しや背中から滲み出て、生きる意味を弱きものへ伝え、彼らの最後の支えとなる。

          「見える世界と見えない世界」「改革を求める若い世代と、伝承を重んじる老人の世代」「表舞台で生きる者と裏社会で息づく者」。守り人シリーズを通して重厚な手応えをもたらしている世界観。そんな、パイのように何重にも重なる世界の真ん中を貫くのは、バルサの「命をかけてでも守るべきものを守る」信念。
          彼女の思考は極めてシンプルで、ブレがない。バルサを追うと、あるべき人間の魂の形に触れるようでとても嬉しくなります。

          といいつつ、何に一番びっくりしたって、コレですよこれ。

          バルサとタンダの密着度、高っ!Σ( ̄□ ̄

          バルサ重傷時って制約はあるし、別にいちゃいちゃしてる訳でもないんですが、なんつかめっちゃなまめかしいんですよね。行間から二人の体温を感じて、おねーさんは赤面しちゃいました(=w=
          | 小説 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
          『夢の守り人』
          0
            夢の守り人
            偕成社
            発売日:2000-05
            Amazy
            一言で言えば「呪術師トロガイの、過去との決着編であり、サグやノユグを含めた大きな循環の中で命が廻る、その一端を現した物語」でしょう。

            一読すると、ふわふわして、心もとない印象がある。逆に言えば、“夢”という儚いテーマを扱った結果であり、その本質を上手に捉えて現しているにすぎません。

            『夢〜』に登場する、歌い手のユグノ。精霊に愛された歌い手で、その歌声で、不幸せな人々の魂を、彼らの望む幸せな夢の世界へ送る力を持つ青年。風のような、あるいは目覚めながら夢を見ているような、とらえどころのない人物として描かれます。

            前作『闇の守り人』の野心家・ユグロと(名前はそっくりですが、別人です(笑))、正反対に見えますが、「人間として、一番大事な何かが欠けている」…つまり、「自分の行為が、周囲の人間に、大きな嘆きと悲しみを与えることに、思い及ばない」と言う点で共通しています。

            ユグロは、自己中心的な野心のために他人の嘆きを自覚しながら切り捨て、のし上がってきました。対するユグノは、「歌を聴いた本人が、夢の中で幸せに暮らしてるなら、それでいいじゃないか」で思考が停止しています。魂を抜かれて眠りから醒めない人には家族や愛する人がおり、彼らが抱える嘆きや悲しみに、全く考えが及ばない…というか。根本的に思想が欠落しているのです。

            タンダが夢に魂を囚われ、人鬼にされたことを知ったバルサが、何故怒るのかが理解できないし、“果たすべき責任”を問いただされると、僕も被害者だと拗ねる。純粋であるが故歌える歌と引き替えに、人間として大事な何かを欠落したユグノは、この本の大きなテーマである『夢』の本質を、象ったかのような存在です。

            しかし、この小説では、こうも語っています。
            「種が“芽吹く”と言う種の本質を忘れないように、夢も夢の本分から外れる事はない。本当に、目覚めようとする魂を、夢は引き留めることは出来ないんだよ」と。

            目覚めを促す風を歌い、彼自身、深く愛した夢の世界を終わらせたユグノは、新たな夢の種を宿します。種はユグノに、夢見た人々が抱えた人生の重みを伝えます。その時に生じた感情を自覚し、自分が失ったものを初めて理解できた時、ユグノはやっと“目覚める”ことができたのです。

            『闇〜』のユグロは、人心を簡単に掌握できる術を心得るがゆえ、「所詮はこんなもの」と、たかを括った結果、自滅しました。でも、『夢〜』のユグノは、夢を通して人の心の痛みを学び、本当の歌い手になりました。共通した二人の人間の、対称的な結末に、深い共鳴を覚えずにいられません。

            バルサにとっても、大きな試練でした。一番戦ってはいけないタンダを相手にしなければならず、『老獪な用心棒』ではなく、悩む様は『闇〜』とは別の意味で弱い人間そのものでした。。チャグムもすっかりしたたかになって、おねーさんはびっりさ(笑)。

            そんな訳で、続刊購入画策中です。続きがよみてえー
            神の守り人<来訪編>
            偕成社
            発売日:2003-01-22
            神の守り人<帰還編>
            偕成社
            発売日:2003-01-22
            虚空の旅人
            偕成社
            発売日:2001-07
            Amazy
            | 小説 | 21:57 | comments(1) | trackbacks(0) |
            『闇の守り人』
            0
              闇の守り人
              偕成社
              上橋 菜穂子(著)
              発売日:1999-01
              おすすめ度:4.91
              Amazy
              『守り人』シリーズ2作目。

              舞台となったバルサの生まれ故郷カンバルは、ネパールの高地を思わせる乾燥した地なのに、行間から滲み出るのは、暗く湿った洞窟の空気の匂いでした。その匂いは、実はとても濃厚な死の匂いでもあると気づいたのは、だいぶ読み進めてからのことです。でも、ここで語られる『死』は、穢れた陰気な影ではなく、むしろ、温かく優しい存在だった。私たちがお盆に、祖先の霊を迎える時の気持ちに似ているのかもしれません。

              この本で、一番の芯は、ユグロと言う人物でしょう。嘘を真実として吐ける彼の恐ろしさは、ある意味ラルンガ以上です。実の兄であるジグロをだまし、カンバルの人々をだまし、良心に一片の痛みも感じず、長い間英雄として権力を振るい続けた彼の描写は、逆に言えばとても興味深いものでした。ユグロが、なにかを欠落したキャラクターとして立っていたからこそ、バルサやジグロ背負った苦しみが映えた、とも言えます。

              バルサの振るう短槍そのものが大きな意味を持ち、やがて彼女や喪われた魂を癒し、弔う。貧しきカンバルの民を救うのは、実は大いなる“親”の想い。深い闇の中にあるもの、怒りや悲しみや失望の先にあるもの。それらを、目を凝らして、無理矢理ひとつの形に押し込めるのではなく、肌や気配で感じたことを、ゆっくりと掘り起こしていくような物語でした。

              相変わらず深いです。でも、「児童書とは思えない」は、誉め言葉とは言えない。大切に、押し包むような世界の中で育まれる、これらの魂は、「児童書でしか書けない」ものの類です。
              | 小説 | 12:21 | comments(2) | trackbacks(0) |
              『精霊の守り人』
              0
                精霊の守り人
                偕成社
                上橋 菜穂子(著)
                発売日:1996-07
                おすすめ度:4.67
                Amazy
                守り人シリーズ、まずは一冊目。

                対象年齢が小学校3〜4年以上なので、ひらがなが多く漢字にはルビが振られている。読みづらいと思ったのも最初だけ、すぐに気にならなくなります。

                サグ(目に見える世)とノユル(目に見えない世)が重なり合って、互いに支え合う世界。単純な善悪・聖邪で分けることの出来ない、複雑な概念を、こんなにもシンプルな文章で語り尽くしている作者の力量は、かなりのものです。小難しい漢字や、もって回った文章を使わなくても、深く重い読後感の残る物語は紡げる。なんだか、子供の頃はちゃんと知っていたのに、いつの間にか忘れていた“基本”を改めて教えられた気がしました。

                文章に余計な装飾がないから、あらゆる場面や心情が、すっと胸の奥に入ってきます。派手な魔法合戦も、華麗な剣劇もない。全体に地味だけど、一度読んだら、忘れられない魅力に目が離せない。登場人物のだれもが、自分の出来る精一杯の努力を惜しんでいない。この、あがく姿そのものが『生きる』ことなんだと、教えてくれているようで。

                とにかく、バルサと言うおばさん(笑)が人間味溢れてイイ! 『短槍使いの、凄腕の用心棒』と言う設定をきっちり活かしきった戦闘描写は、正直、児童書ってのを忘れるぐらいでした。〈狩人〉と戦う場面や、ラストのラルンガとの闘いは、ページを繰るのももどかしかったです。
                反面、彼女が心深く抱える孤独や彼女が生きてきた厳しい人生、幼なじみのタンダとの微妙な距離関係(友人とも、恋人とも言えない)もあって、バルサと言う人間の魅力を多面的に表現してて飽きません。
                児童書で30歳のおばさんが主人公って、稀だと思う。でも、読み終わって、改めて、これらの描写は「30歳でなければ」、充分な説得力は得られまいと納得です。

                布団に持ち込んで、読みながら眠りに落ちる至福を味わったのも、久しぶりです。何度も何度も読み返してしまう常習性があります。地べたに足がしっかりついた、骨太の物語です。

                余談:Z姐、たぶんタンダ好きになると思うぞっ(笑) わしも好きだけどw
                | 小説 | 22:18 | comments(2) | trackbacks(0) |
                読めって囁くのよ、私のゴーストが
                0
                  精霊の守り人
                  偕成社
                  上橋 菜穂子(著)
                  発売日:1996-07
                  おすすめ度:4.67
                  闇の守り人
                  偕成社
                  上橋 菜穂子(著)
                  発売日:1999-01
                  おすすめ度:4.91
                  夢の守り人
                  偕成社
                  上橋 菜穂子(著)
                  発売日:2000-05
                  おすすめ度:4.25
                  ファイブスター物語 (12)
                  角川書店
                  永野 護(著)
                  発売日:2006-04-10
                  Amazy
                  「もやしもん」の時にも感じた直感を信じて、ぽちっとな。ファイブスターの最新刊も一緒に(=w=

                  なんつか、すでにバルサにすっげえ萌えそうな自分がここに。『三十路のおばさん槍使い』ってだけで、ハート鷲掴みなんですが(笑) ブン太さんの件もあったし、これも何かの縁でしょうなあ。

                  アニメにも、ものすごい勢いで期待してまっす。攻殻S.A.Cシリーズを見るまでもなく、神山健治って人は「人物だけでなく、“社会”も描ける」「原作の良さを踏まえつつ、オリジナルの展開でも楽しませる事ができる」と言う点に置いて、信頼を置いても良いと考えています。公式サイトのインタビュー映像の中で、時間をかけて、原作者とちゃんと議論してることが明かされていて、「描く世界・描かれた世界の認識」を共有している点も安心です。もちろん、原作ファンが完全に満足することは無いだろうけど、提示出来る妥協点は高くなりそう。
                  「スタッフの無神経な独自解釈で原作がズタズタにされること」も、「監督の余計な思想を、物語本来が持つ世界に無理矢理融合させようとして、逆に乖離してしまう」心配も、最小限に押さえられそうです(ちなみに前者は多くの原作付き映像化作品、後者は劇場版ハガレンで特に強く感じたことっす。映画としての面白さとは、また別の視点になりますが)。

                  強いて挙げるとすれば、一点だけ。
                  無駄な乳揺れだけはカンベンな!
                  | 小説 | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
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