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オールラウンダー廻 1 (イブニングKC)
オールラウンダー廻 1 (イブニングKC) (JUGEMレビュー »)
遠藤 浩輝
『どんなにセンスが有るヤツでも、強くなるためには、“日常”と同じぐらい死ぬほどつまらなくて苦しくて代わり映えしない練習を、毎日詰まなければならない』。だけど、『退屈な練習をクソ真面目に積んだヤツだけが、強くなる階段を上がる資格があるんだ』と言うコミックです。
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    BLOOD+ #20「シュヴァリエ」
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      2クール目って、サクサク進んでいいですね!
      今回はシュヴァリエ側の事情がメインでした。いろいろ分かってびっくりデシタねー。やっぱ一番はこれ。

      「ハジはディーヴァの花婿」

      マジスカ!?>(゜Д゜)

      で、小夜はシュヴァリエの花嫁なんだって。でも、ディーヴァを殺すから始末するとか。一片の情けもないねえ。今後はハジが小夜に従う理由と、「赤い盾」が小夜を取り込んだ理由がポイントになるかな。第三勢力(シフ)との絡みもあって、一筋縄ではいきそうにないけど。第三勢力って、翼手(シュバリエ)の敵…ってことは小夜の敵でもある訳だし。四面楚歌だね、小夜(爽)。「赤い盾」そのものも、一枚岩ではなさげだし。いろいろ大人の事情があるっぽいし。

      カイ、とうとう「あっち側」の扉を開いちゃったんですな…。がんばれー、身体張ってどーんといけよー。

      余談1:ごめん、『日記』って言うから、てっきり古書だとばかり思ってた。パソコンだよなー、今の時代(はっはっは)
      余談2:くねくねなオカマキャラ演じたら、やっぱ巧いよね藤原啓治(笑)
      BLOOD+(3)
      ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
      発売日:2006-02-22
      | アニメ:BLOOD+ | 18:47 | comments(2) | trackbacks(16) |
      BLOOD+ #19「折れたココロ」
      0
        『#14さいごの日曜日』の感想で、「小夜がことあるごとに口にする「前に行かなきゃ」は、ある種、強迫観念に思えます。「前向きに行かなきゃ」は、本当は、現実が怖くて逃げたいと思う人が、自分に言い聞かせて無理にでも足を進めるために呟く呪文です。」と書いたんですが、今回はそんな彼女の気持ちを逆手に取った話。

        そんな訳で、敵対的存在が、いつか必ず突いてくるウィークポイントだとは思ってましたが。それにしてもまあ、謎が次々と明らかになることなること(笑)。そりゃー動揺するでしょう。

        漠然とした不安を強迫観念じみた前向き思考で押さえ込み、薄い希望にすがることは、人が生きる上でそんなに特別なことじゃありません。今まで信じてたものが嘘だったと言う価値観の急激な逆転に、めまいを起こさない人はいないでしょう。小夜の困惑は、ごく当然のものだし、今まで信じていた「赤い盾」に、大きな不信を抱いて消えるのも無理はないんかと。まあ確かに、盾側としても、記憶を無くしたオニャノコに「自分の妹を殺せ」とは言えませんしねー。暴走怖いしw

        ただ、このアニメがターゲットにしてる年齢層って、前にも書いたけど、「オレの悩みを分かってほしい、でもアンタの悩みはウザイ」が一番尖って現れる年代だから、小夜の動揺にうんざりしてる人が多いんじゃないかなあ。キャラや設定に同調は出来ても、物語の芯への共感が得られにくい拵えであることが、ここに来て大きく響いてるかなあ。

        まあでも、今回も普通に面白かったですよ。スタンダードだけど、この手合いの流れはいつか必ず来るだろうと思ってたし。作りはそれなりに丁寧だし、話はかっつり進展してるし。ロシア編って、一話一話の質は安定してるので、後で思い出して「何かが足りない」ジレンマも、解消されることを期待します、ええソリャモウ(=w=
        BLOOD+(3)
        ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
        発売日:2006-02-22
        | アニメ:BLOOD+ | 18:59 | comments(2) | trackbacks(27) |
        何かが足りない「BLOOD+」
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          ぼちぼち20回近くになるけど、なんだかもやもやしてる。しかも一向に晴れる気配がない。何が原因だろうと突き詰めて考えると、話の核がぼやけてる、ように思う。そのひとつに「主人公に共感しきれない」点がある。

          「小夜っていい子だけど、正直、何考えてるのか分かんないよね」
          本当に、未だによく分からないんだよ、小夜って子のことが。性格とか人柄じゃなく、彼女の動く目的が見えないんだ。一応、ストーリー上で提示はされてる。「失った記憶を取り戻し、自分が何者かを知ること」と、「『翼手』を倒す先槍として動くこと」。その延長線上にディーヴァとかシュバリエとかサンクフレシュとかが存在してるだけなんだが。

          で、生ける兵器の彼女の今は、沖縄での一年間が全ての拠り所で、それが人間らしい揺らぎ=苦悩やジレンマを与え、物語に深みを持たせるはずなのに。なんだか、肝心なことが伝わってない。それが、もやもやしている。考えれば考えるほどぼやけて、後には苛立ちが残る。うーん。

          主人公の役割って「物語そのものの方向を決めて、押し進める」の他に、「読み手を引きつけ、物語の流れに引き込む」があると思う。同調であれ反発であれ、主人公に対して何らかの感情移入を覚えることができなければ、物語の深みへはまる気力は沸かない。小夜に魅力がない訳じゃない。むしろ美味しすぎるほどだ。でも、共感出来ない。設定は頭で理解できても、心に訴えるものがあまりない。感情移入しずらいとしか、言いようがないのだ。

          ターゲットにしてる年齢層は、「オレの悩みを分かってくれ、でもアンタの悩みはウザイから聞きたくない」が一番尖って現れる年頃。嗜好の幅は狭く深い。「面白ければそれでええよー」な私でも、微妙なストレスを覚えるのだから、敏感な彼らにはよけいに辛かろう。
          本来、主人公の揺らぐ姿は、存在に深みを与え物語を楽しむ要素となりうるのに、それがない。ストレスになる一方で共感を呼びづらい。共感が薄い故に、主人公が主人公の役割を果たせない拵えになりつつあるのは、正直痛い。

          「BLOOD+」って、何かが足りない。絵も一定レベルできれいだし、全体的に安定感はある。でも、とても大切な何かが欠けてる気がする。キャラとか、設定とか表層的なものじゃなくて、根本的なもの。だからどこか煮え切らなくて、中途半端な優等生の粋から脱却できない。うーん、なんだろー。これから先、大丈夫かなあ。

          「あんたの言ってることは、全部ただの考えすぎだぴょーん」ぐらいな勢いで、もし返してくれれば、わしも安心して観れるんだがのう。どうでもいい話でスマンですたい。
          | アニメ:BLOOD+ | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
          BLOOD+ #18「エカテリンブルグの月」
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            今日は真面目に面白かったです。私が「BLOOD+」に求めていた、全ての要素が提示されてて、満足。ストーリーが進展して謎が少し解けて、ディヴィッドの過去がちょっと分かって、騎士気取りの世間知らずな子供が、自分の選んだ道の重さをほんの少し知る。そーそー、この手応えが欲しかったんだよなー。演出も脚本も、やればできるじゃん(笑)

            カイが抱いてる「自分を認めて欲しい」と焦る気持ち。実力の伴わない自分を自覚してるからこそ強がりを言い、気持ちだけ先走りしているジレンマ。わしは当然の感情だと思ってます。次々と突きつけられる現実を前に、巧く立ち回れる人の方が少ない。賢い子供なら、おとなしく待つ選択するだろうに、「一緒にいたい」の一心で同行する捨て身のカイは、けっこう面白いと思ってます。
            今は無鉄砲でわめくことしか出来ない子供でも、彼自身に一本芯が通ってれば、それでいいんでないかなあ。物わかりのいい人ばかりだと、物語は一本調子でつまらないしw 彼に関しては、まったり見守りモードです。
            もっと我が儘ぶっこいていいよ、カイ。死なない程度にね(=w=

            面白いと感想も短めですね。愚痴や批判をうだうだ書き連ねるより、精神衛生上ずっといいことです。ツッコミどころは別ですが(爆)
            つくづくアンブレイカブルなヤツだな、ディヴィッド…(笑)
            BLOOD+(3)
            ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
            発売日:2006-02-22
            | アニメ:BLOOD+ | 22:11 | comments(2) | trackbacks(19) |
            BLOOD+ #17「約束おぼえてる?」
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              ズビーチェニ(сбитень)。日本語では「蜜湯」。「ズビーチェン」とも発音。劇中で「蜂蜜のお茶」と言ってるけど、意味はあってるかと。蜂蜜にハーブとか香料を入れて作る、ロシアの伝統的な飲み物。何となく、甘苦いようなスパイシーな感じがします。ホット養命酒? こちらのサイトに、ズビーチェニ他、ロシアのいろいろな飲み物の紹介がされてます。

              あと、紅茶にジャムを投入する日本で定着した「ロシアンティ」は、本場のロシアンティとは若干違います。最初に濃い紅茶を作り、お湯で薄めてジャムや蜂蜜を舐めながら飲むんだそうです。「お茶にジャムを入れて飲む」方法も、間違ってはないそうなんですけどね。ロシアのお茶と言えば、紅茶専用湯沸かし器のサモワールが有名だけど、最近ではあまり見られなくなったと言う話も聞きます。

              いきなりお茶の話でなんですが、ちゃんと「BLOOD+」です。最近、「これって週間でちょっとずつ観るより、最終回が終わった後DVDで一気に観た方が面白いタイプなのかなあ」と思い始めてます。

              今回は過去の話です。小夜が夢で見たのは、過去の記憶だったと言う内容で、今までぼけて分からなかった謎が、お陰でちょっと補完されました。この調子で、1クールかけて蒔いた種を育てて、しっかり回収してください(笑)。

              ハジ萌えしてない自分が、ハジについて突っ込むのも野暮かなあ。忠犬っぷりはいいなあ、と思うんだけど。
              BLOOD+(3)
              ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
              価格:
              発売日:2006-02-22
              | アニメ:BLOOD+ | 18:34 | comments(3) | trackbacks(17) |
              BLOOD+ #16「シベリアン・エクスプレス」
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                ロシア編プロローグとしても、BLOOD+の中でも、拵えはいい方でした。のんびりしたAパートと、緊迫感溢れるBパートの対比具合とか、今後に繋がる伏線の張り方とか、アクションの適度な挿入とか、「一本の作品として楽しく観れる」基準は満たして居た模様です。何より、ベトナム編と違って、カイが大人(ディヴィッド達)と行動を一緒にしてるんで、かなり安心なんですが! こんなに安心してる自分って一体ナニ? と自分でツッコミを入れるぐらいに!(笑) 

                まあ、「車内チェロは人様の迷惑でね?」とか「氷点下気温の中、素手で金属を掴むと危険だよ?」とか、いろいろツッコミどころは満載だったけど、そこはいつものごとく、生ぬるく見守りモードで。劇場版とは別物である以上、リアルとかシリアスは求めちゃいかんのよ、TV版BLOODは(=w=

                小夜の、「30年前の記憶があるのはなぜ?」と言う台詞に、改めて、「あそっか。小夜自身、自分の事が理解出来てないんだな」と気が付きました。明確になってるようでなってなかった、「戦いの中に身を置くことで、自分が何者なのかを確かめたいと思ってる」小夜の目的のひとつを改めて再確認。

                CM前のリーザとCM後のリーザは別物っすね。あのお婆さんがイッチョカミしてるのは、明白なんですが。でも、主人公達何にも知らないのはお約束デスよ?

                来週は、小夜とハジの秘められた関係が明かされるっぽい。予告編を聞く限り「ハジはむっつりスケベ」でFA?
                BLOOD+(2)
                ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
                価格:
                発売日:2006-01-25
                | アニメ:BLOOD+ | 19:01 | comments(0) | trackbacks(21) |
                BLOOD+ #15「おいかけたいの!」
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                  真央、GJ!

                  ジャーナリストのおっさんな岡村を、物語の中心に引っ張り込む役割を見事に果たしてくれました。「組長の娘」って設定が、こんなところで活きてくるなんて。確かに、今の岡村君の一番のネックは「お金」でしたし、それさえ解決すれば、簡単にアクションを起こせた訳ですから…手段はともかく(=w=;

                  きつくて女王様で猪突猛進な性格だけど、里香をちゃんと理解して、しっかり第三者(岡村)に伝えられるところをみると、真央には一定の信頼はおけるかと。人を見る目はあるようですが、フランスに渡っても、岡村の尻をけっ飛ばしてキリキリ働かせるんでしょうか…トラブルメーカーはお約束だね!(=▽=

                  今回は、「物語という渦の外側」から、情報を整理する回でした。正直かなり助かったです。
                  小夜(主人公=物語を牽引する役割)自身、自分の最終目的が分からない上、状況(翼手を含めた吸血鬼や、小夜やディーヴァを廻る組織の存在理由)も明確でない。未だ混迷を抜けない物語をいったん整理して、今後の先行きを明確にする。第三者である岡村に語らせることで、視聴者に再確認させる方法を採ったのは、悪くないかと。

                  岡村と真央の凸凹コンビ誕生も込みで、ここ数回の中じゃ一番面白かったよ。この二人が、今後、小夜達にどうアプローチしてくるかがすっげえ楽しみです。もっとも「舞台を無理に海外にしなくても、沖縄でも充分じゃないかなあ」と思わせたのは、正直どうかと思うけど。

                  次回からロシア編。さて、どうしたものかねえ。
                  BLOOD+(2)BLOOD+(2)
                  喜多村英梨 小西克幸 吉野裕行

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                  | アニメ:BLOOD+ | 18:53 | comments(0) | trackbacks(35) |
                  BLOOD+ #14「さいごの日曜日」
                  0
                    BLOOD+(2)
                    ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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                    発売日:2006-01-25

                    新OP、出来が良すぎ。押さえ気味なストーリーに反して、ものごっつ弾けてるかも(笑)。そんな訳でAIIでOPばかりリピートしてます。ダメ? 新EDは「みんなのうた」ですね。スタッフロールが邪魔と思ってしまうのは、EDとしては失敗かなあ、でも気に入り。

                    小夜が帰る場所を確認し、再出発する回。前向きに生きるためには、時々振り返って、自分が何者であるかを確認する必要がある。なりたい自分と、現実の自分がブレないように。今回はそんな話。

                    小夜がことあるごとに口にする「前に行かなきゃ」は、ある種、強迫観念に思えます。「前向きに行かなきゃ」は、本当は、現実が怖くて逃げたいと思う人が、自分に言い聞かせて無理にでも足を進めるために呟く呪文です。戸惑ったり、足がすくんで動けなくなって、そのために無駄な犠牲が出ても、誰も小夜を責めることはできない。少なくとも、忘れた過去と向き合おうとする努力を続ける限り、それでもいいと思えるのです。

                    そんな訳で、もっと苦しんでね、小夜(=w=

                    実は、沖縄に戻ってほっとしました。ベトナム編で感じていたバランスの悪さが収まったので。でも、改めて「家族でありたい」(注:「家族だから」と言い切れないもどかしさも込み)と願う三人の少年少女を、『BLOOD+』と言う物語の軸にしたのは間違ってないかなあ。とも思えたり。
                    演出の独善で物語やキャラクターを動かす欠点、ロシア編では改善されて欲しいものです。切に願います、良い素材扱ってるんだし。

                    次回、あのお嬢様はジャーナリストと絡むのか!でめっちゃ楽しみ。そーかあ、そう来たか(にやにや)

                    内心、ハジがこんな風に思っていたかは、定かではないw
                    | アニメ:BLOOD+ | 17:13 | comments(2) | trackbacks(17) |
                    BLOOD+ #13「ジャングル・パラダイス」
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                      ベトナム編も終わり、1クール目も終了。結局、ファントムとの戦いもディーヴァの謎も、小夜の正体もハジとの馴れ初め(笑)も解決されないまま、次クールへ引き継ぎ。13話全部を種まきで終わった模様です。かなりのスローペースです。すぐに結論が欲しい人や、刺激が必要な人には、向いてないアニメかもしれません。
                      かくいうわしも、ここまでゆっくりだとは思わなかったですよ。もう少し引いた目で観た方がいいみたいです。価値観のチューニングが必要だなあ。

                      13話観て、完全に面白いとは言えないけど、つまらない、と言い切るには勿体ない。キャラは十分に立ってるし、舞台も申し分ないし。ただ、やっぱり演出や脚本の詰め方の甘さが残念かな。「戦争」と言うテーマの重さに、演出が付いてこれてないと言うか。「この程度でいいだろう」的手の抜き方が見えてしまうと言うか。
                      割と悲惨なことが展開されてるんだけど、伝わり方か浅いんですねえ。全体的にシャイなんですよ。後一歩、ケレン味やハッタリがあればとは思うんですけど…まあ、次のクールでどう展開するかなんですけど、さて。

                      いつもTB張ってくださる方、ありがとうございます。キャラ萌えカキコもないし、屁理屈ばっかりであまり面白くない感想なんですけど、とりあえず気力が続く(つか、面白いと感じる)限り続けますんで。今年もよろしくです。
                      BLOOD+(2)BLOOD+(2)
                      喜多村英梨 小西克幸 吉野裕行

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                      | アニメ:BLOOD+ | 18:44 | comments(0) | trackbacks(30) |
                      BLOOD+ #12「白い霧にさそわれて」
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                        最近のサブタイのセンスはイマイチかなあ、とぼんやり思いますこんにちは。土曜日は外出してたんで、aiiで拝見。スクリーンプラスは有料だけど、こっちは期間限定ながら無料で観れるから助かるっす。

                        見事に繋ぎの回だったなあ。なんつか、もうちょっと話は詰められるはずなのに、なんだこの中途半端な緊張感(笑)。赤いフードの子供達とか、チビ翼手の出現とか怖く見せようとしてるんだろけど、あまり怖くないのがどうにもねえ。カットを並べてるだけでは、緊張感は出ないのです。首飛びーの血がドバーのシーンもイマイチ活きませんわ。

                        特にベトナム編でのカイの扱いと言う欠点が、ここでも出たかな。
                        「カイという一介の高校生が、小夜を通じて語られない歴史の闇を見る」視点は面白いんだけど、その「一介の高校生」と言う縛りを活かせないのは、ちょっとしんどいっす。小夜&潜入部隊サイドはほどほどに重いのに、カイの軽さでメッキをぱきぱき剥がしてる感が否めないつか。これはキャラの性格云々ではなく、明らかに演出側の浅慮の問題。物語を動かそうとするあまり、演出の都合のいいようにキャラを動かすのも、ほどほどにってカンジです。

                        かのアルジャーノも結局、噛ませ犬だったか…と分かったとたん、がぜん興味が(笑)。持ち去ったコンテナに『ディーヴァ』なるものが居て、その存在が全ての鍵と明かされたとなれば、そろそろベトナム編も終わりでしょう。アジトを突き止められた敵は、脱出するのが世の常ってヤツで。『ディーヴァ』の存在と共に、主人公達を次の舞台へ引っ張っていかなきゃなりません。

                        次回で12話目、1クールも終わり。ディーヴァの歌声に反応した小夜が戦意を喪失した理由や(暴走して虐殺した過去に怯えただけじゃないはず)、過去の小夜暴走の原因そのものが明かされれば御の字かな。まあ、節目を迎えるにふさわしい盛り上がりを見せてもらえれば、今回は「ああ、次の回への溜めだったんやね」で目をつむりますからw
                        | アニメ:BLOOD+ | 12:02 | comments(0) | trackbacks(4) |
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